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◆文化財紹介 |
五十嵐家住宅/護徳寺観音堂/長楽寺観音堂/さすらいの丘/新宮盛俊伝承の塚/菱形全海堂/平瀬・夏渡戸の鍾馗さま/草倉銅山跡/平瀬トンネル 歴史散歩 |
いがらしけじゅうたく■鹿瀬町実川
雪国農家の暮らしと文化 | |
阿賀野川の支流実川の渓谷に沿って最上流まで登ると、飯豊山麓の厳しい自然環境の中で独自の生活習俗をつくりあげた実川集落の歴史を今日に伝える五十嵐家住宅が姿をあらわします。 五十嵐家住宅は、豪雪地農家の特徴をそなえ、主屋と土蔵などの付属屋をそろえる江戸中期の山村農家。周囲の自然環境のよさとあいまって、貴重な住宅として高く評価されています。付属屋には農機具、民具など多く収蔵され、雪深い山村農家の自給自足の暮らしを伝えています。 現在の当主五十嵐彦吉さんは五十嵐家十三代目。江戸から続く貴重な文化財を守り続けています。 |
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■見どころ ■データ |
実川の水上遠く訪ね来て |
時鳥武陵の民の早苗取り |
■安部能成(あべよししげ)の歌碑 鹿瀬から渓谷沿いに訪ね来た能成は、実川の自然と人々のもてなしに感動してこの歌を読みました |
■小川芋銭(おがわうせん)の句碑 万治峠を越えて、実川に下る途中ではちょうど田植えの真っ盛り。芋銭はこの光景を句に残しました。また万治峠の頂上にももう一つ句碑があります。 「わするなよ万治峠のほととぎす」芋銭子 |
五十嵐家を訪れた文人墨客 小川芋銭・おがわうせん(1868〜1938)安部能成 ・あべよししげ(1883〜1966) | |
五十嵐家への山道を行くと、途中の山渓寺跡地に小川芋銭と安部能成の句、歌碑がたっています。 |
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■実川渓谷 住宅の前には実川渓谷。渓流の透明度は抜群で、釣り橋の上からでも川底が見えるほど。渓谷にはときおり鹿がやってきます。「鹿瀬」の由来はそこからという説も。 |
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