◆文化財紹介
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   歴史散歩

ちょうらくじかんのんどう■鹿瀬町鹿瀬

千手観音と十九仏

 鹿瀬駅に下車、鹿瀬橋をわたって鹿瀬の村中を行くと、道筋に郡内では格式の高い三島神社が見えてきます。そこから小道へ入ると杉木立の中にひっそりと立つ長楽寺観音堂が姿をあらわします。観音堂は江戸初期に建立され、護徳寺観音堂などの流れをくんだ禅宗様のお堂。会津三間堂の変還を示す貴重なものとされています。本尊の十一面千手観音像は室町初期の作と伝えられ、古風な作風の中に優雅な姿がうかがえます。閻魔天など十九の脇持仏とともに、今も「しもの観音様」と親しまれ、深く信仰されています。

 

 

■データ
・建立年/万治2年(1659)
・文化財指定/平成4年(1992)3月27日
・所在地/
新潟県東蒲原郡鹿瀬町
         大字鹿瀬7642番地

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